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コラム

2026/03/15

カウンセリングは何回くらい必要?どのくらい通うものなのか専門家が解説

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンターです。

「カウンセリングはどのくらい通うものなのだろう?」
「何回くらい受ければ効果が出るのだろう?」

カウンセリングを検討している方から、このような質問をいただくことは少なくありません。

実際には、カウンセリングの回数や期間は相談内容によって大きく異なります。
数回で終了するケースもあれば、数年にわたって継続される場合もあります。

この記事では、カウンセリングは何回くらい必要なのか、どのくらい通うものなのかについて、心理療法の研究や臨床の実際をもとに解説します。


比較的短期間で終わるカウンセリング(数回〜数十回)

症状の改善や具体的な目標がある場合、カウンセリングは比較的短期間で終わることが少なくありません

例えば

などです。

このような場合は、数回〜数十回程度の面接で終了することが多いとされています。

心理療法の研究では、短期療法の多くが10〜20回程度のセッションで構成されていることが報告されています。

参考
Leichsenring, F., & Rabung, S. (2008).
Effectiveness of long-term psychodynamic psychotherapy. JAMA.


認知行動療法(CBT)の回数の目安

症状改善を目的とした心理療法として広く用いられているのが**認知行動療法(CBT)**です。

厚生労働省が公開している認知行動療法のマニュアルでは、疾患ごとにおおよその面接回数の目安が示されています。

出典
厚生労働省
認知行動療法マニュアル
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188415.html


うつ病

認知行動療法は

16〜20回程度

が一般的な目安とされています。

週1回のペースで実施すると、
約3〜4か月程度の期間になります。


強迫症(強迫性障害)

強迫症の認知行動療法では

約16回程度

の面接が目安とされています。

不安に段階的に慣れていく「曝露課題」などを安全に進めるため、一定の回数が必要になります。


社交不安症

社交不安症では

12〜16回程度

の認知行動療法が一般的です。

出典
Clark, D. M., & Wells, A. (1995)
A cognitive model of social phobia.


パニック症

パニック症では

12〜21回程度

のセッションが行われることが多いとされています。

出典
Barlow, D. H. (2000)
Treatment of Panic Disorder


摂食障害(神経性やせ症)

摂食障害の場合は、体重回復の状況などに応じて

といったプログラムが組まれることがあります。

これは約10か月程度の期間になることもあります。


明確な目標がある場合は短期間で終わることもある

カウンセリングの期間は、目標が明確なほど短くなる傾向があります。

例えば

といったケースです。

研究では、復職支援などの心理支援では平均8〜9回程度の面接で目標を達成した例も報告されています。

また、生活相談などでは1〜2回の面接で終了するケースもあります。


長期間に及ぶカウンセリング(数年・100回以上)

一方で、カウンセリングが長期に及ぶケースもあります。

これは症状改善というよりも、人生の課題や長年の悩みに向き合う場合です。


日常生活を支えるカウンセリング

例えば

などです。

このような場合、カウンセリングは

困難な日常を乗り越えるための支え

として機能することがあります。

そのため、クライエントが

「一人でもやっていけそう」

と感じられるまで、数年単位で継続されることもあります。


自分自身を深く理解するカウンセリング

また

といったテーマでは、より長い時間が必要になることがあります。

長期心理療法では、100回以上の面接が行われるケースもあることが研究で報告されています。

出典
Leichsenring, F., & Rabung, S. (2008)
Effectiveness of long-term psychodynamic psychotherapy. JAMA.


カウンセリングはどのように終わるのか

カウンセリングは永遠に続くものではありません。
いずれ「終結」を迎えます。


終結を考えるタイミング

次のような変化が見られたとき、カウンセリングの終了が検討されます。


最終回の役割

カウンセリングでは、最後に「最終回」を設けることが望ましいとされています。

最終回では

を整理します。

これは、カウンセリングで得た経験を今後の生活に活かすための大切な機会になります。


カウンセリングの効果を高めるポイント

最後に、カウンセリングを受ける際に大切なポイントを紹介します。


回数はあくまで目安

必要な回数は、相談内容や生活環境によって異なります。

もし不安があれば

をカウンセラーに確認することで安心につながります。


主体的に取り組むことが大切

カウンセリングは「通うだけで良くなる」ものではありません。

多くの心理療法では

が重要になります。

カウンセリングを自分の生活に活かしていこうとする姿勢が、より大きな変化につながります。


認知行動療法カウンセリングセンターのカウンセリング

認知行動療法カウンセリングセンターでは、認知行動療法(CBT)を中心とした心理支援を行っています。

などについて、状況を整理しながら具体的な対処方法を一緒に考えていきます。

「カウンセリングを受けるべきか迷っている」
「まずは相談してみたい」

という方も、お気軽にご相談ください。


店舗案内

認知行動療法カウンセリングセンターでは、全国の拠点およびオンラインでカウンセリングを行っています。

広島店
〒730-0853
広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

山口店
〒753-0055
山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/

東京品川店
〒141-0031
東京都品川区西五反田2丁目14-10 五反田ハイム607号
https://tokyo.cbt-mental.co.jp/

大阪店
〒543-0001
大阪府大阪市天王寺区上本町5-7-21 早川ビル303号室
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〒430-0944
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〒210-0023

神奈川県川崎市川崎区小川町11-7 グリタァ小川町403号室

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神戸三宮店

〒650-0011

兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12番6号 Jタワー神戸704号室

https://cbt-counseling.jp/office/kobesannomiya/

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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