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コラム

2026/09/10

川崎で夫婦カウンセリングをお探しの方へ|夫婦関係のすれ違いを整理する

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンターです。

「夫婦で何度話しても、同じことで揉めてしまう」
「家事や育児について、自分ばかり負担しているように感じる」
「相手に分かってほしいのに、話すほど関係が悪くなってしまう」
「離婚を決めたわけではないけれど、このままの関係を続けるのもしんどい」

川崎・神奈川で夫婦関係について悩み、夫婦カウンセリングを検討されている方の中には、このような思いを抱えている方もいらっしゃると思います。

夫婦やパートナーとの関係では、どちらか一方だけに問題があるというよりも、お互いの考え方や行動が影響し合い、同じようなすれ違いが繰り返されていることがあります。

認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、認知行動療法(CBT)の考え方を取り入れながら、現在起きている夫婦関係の問題を具体的に整理していきます。

本記事では、特に夫婦それぞれの「当たり前」や「期待」の違いに焦点を当て、関係のすれ違いをどのように整理していくのかをご紹介します。

夫婦なのに「分かり合えない」のはなぜでしょうか

一緒に生活する時間が長くなるほど、

「これくらい分かっているはず」
「普通はこうするだろう」
「夫婦ならこれくらい当然だろう」

と考える場面が増えることがあります。

しかし、「普通」や「当たり前」の内容は、人によって異なります。

例えば、

「帰宅が遅くなるなら連絡するのが当然」
「休日は家族で過ごすもの」
「家事は気づいた人がやればいい」
「お金を使うときは夫婦で相談するべき」

と考える方もいれば、全く異なる考え方を持つ方もいます。

お互いが自分の考えを言葉にせず、

「相手も当然そう考えているはず」

と思っていると、期待と現実のズレが起きやすくなります。

そして、そのズレが、

「大切にされていない」
「自分ばかり我慢している」
「何度言っても分かってくれない」

といった気持ちにつながることがあります。

問題は出来事そのものだけではありません

例えば、パートナーが食器を片付けていなかったとします。

出来事としては、

「食器が片付いていない」

ということです。

しかし、その出来事を、

「今日は疲れていたのかな」

と受け取る場合と、

「また私がやると思っている」

と受け取る場合では、その後の反応が変わります。

後者の場合、

「自分ばかり負担している」と感じる

腹が立つ

相手に冷たい態度を取る

相手が距離を取る

「やっぱり私の気持ちはどうでもいいんだ」と感じる

という流れになることがあります。

認知行動療法では、「そんなふうに考えてはいけない」と考えを否定するわけではありません。

実際に何が起きたのか、その出来事をどう受け取ったのか、どのような感情や行動につながったのかを具体的に整理していきます。

二人の間に「悪循環」ができていることがあります

夫婦関係で大切なのは、一人だけの考え方や行動を見るのではなく、二人のやり取り全体を見ることです。

例えば、

妻が不満を伝える

夫が責められていると感じて黙る

妻が「無視された」と感じる

さらに強い言葉で訴える

夫がさらに距離を取る

ということがあります。

この場合、

「妻が怒るから悪い」
「夫が黙るから悪い」

とどちらか一方だけを問題にしても、十分ではないことがあります。

二人の行動がつながり、結果として同じ状態を繰り返しているからです。

カウンセリングでは、

「誰が悪いか」ではなく、「どのような循環が起きているか」

という視点から関係を整理することがあります。

川崎店で行っている夫婦・カップルカウンセリングについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

川崎店の夫婦カウンセリングについて詳しくはこちら
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/column/fufukawasaki/

家事・育児の問題は「作業量」だけではないことがあります

夫婦関係の中で、家事や育児について意見が食い違うことは珍しくありません。

例えば、一方は、

「自分も家事を十分やっている」

と思っている。

もう一方は、

「言わなければ何もしない」

と感じている。

この二人は、単純に作業量について意見が違うだけとは限りません。

一方は、

「頼まれたことをやれば分担している」

と考え、

もう一方は、

「何をする必要があるか考えるところから一緒に担ってほしい」

と考えているかもしれません。

家庭には、

など、目に見えやすい作業と見えにくい作業があります。

「どちらの方が大変か」を競うだけではなく、家庭の中にどのような作業があり、それぞれが何を期待しているのかを具体的に整理することが役立つ場合があります。

「手伝っているのに怒られる」というズレ

家事や育児では、「手伝う」という言葉そのものに認識の違いが表れることもあります。

一方は、

「自分も手伝っているのに評価されない」

と感じている。

しかし、もう一方は、

「なぜ自分の仕事を手伝うという前提なのか」

と感じている。

この場合、問題になっているのは掃除や洗濯の回数だけではありません。

夫婦それぞれが家庭の役割をどのように捉えているのか

という前提が異なっています。

前提が違う状態で具体的な行動だけを話し合っても、なかなか納得できないことがあります。

そこで、何を負担だと感じているのか、相手に何を期待しているのかを具体的にしていきます。

「言わなくても分かってほしい」がすれ違いにつながることもあります

長く一緒に生活していると、

「自分の気持ちくらい分かってほしい」

と思うことがあります。

しかし、自分にとって明らかなことでも、相手には分からない場合があります。

例えば、

「今日は疲れているから静かに過ごしたい」

と思っていても、それを伝えなければ、パートナーには、

「機嫌が悪い」
「自分と話したくない」

と受け取られるかもしれません。

一方で、

「今日は疲れているから、30分くらい一人で休みたい」

と具体的に伝えれば、意図が伝わりやすくなる場合があります。

夫婦だからすべてを察することができるとは限りません。

そのため、

「自分は何をしてほしいのか」

をできるだけ具体的にすることも、カウンセリングで扱うテーマの一つです。

過去の不満が積み上がっている場合

夫婦喧嘩では、目の前の出来事から過去の問題へ話が広がることがあります。

例えば、

「今日、ゴミを出してくれなかった」

という話から、

「前にも同じことがあった」
「子どもが生まれたときも全部私がやった」
「そもそも昔からあなたは……」

と、何年も前の出来事まで続いていくことがあります。

そうなると、最初に話していた問題が何だったのか分からなくなります。

もちろん、過去の出来事について整理する必要がある場合もあります。

しかし、

「今日の問題」
「以前から続いている問題」

を分けて考えた方が、話しやすくなることもあります。

カウンセリングでは、いくつもの問題を一度に解決しようとせず、現在何について話し合う必要があるのかを整理することがあります。

お金の使い方に関する夫婦の違い

夫婦関係では、お金についても価値観の違いが表れやすくなります。

例えば、

「できるだけ貯蓄しておきたい」

という人と、

「ある程度は今の生活を楽しむために使いたい」

という人が一緒に生活していることもあります。

また、

「自分で稼いだお金だから自由に使っていい」

と考える場合と、

「夫婦なのだから大きな支出は相談するべき」

と考える場合もあります。

表面的には金額について揉めているように見えても、

「相談してほしかった」
「自分だけ責任を背負っているように感じる」
「信用されていない気がする」

など、別の問題が関係していることもあります。

相手を変えることだけを目標にしない

夫婦関係について悩んでいると、

「相手さえ変わってくれれば」

と思うことがあります。

「もっと家事をしてほしい」
「もっと話を聞いてほしい」
「もっと自分のことを考えてほしい」

という希望を持つこと自体は自然です。

しかし、相手の行動だけを問題解決の条件にすると、自分では変えられない部分が大きくなってしまいます。

そこでカウンセリングでは、

「相手に何を期待しているのか」
「それをどのように伝えているのか」
「自分自身が変えられる部分はあるのか」
「自分はどのような関係を望んでいるのか」

について整理することがあります。

相手の問題をすべて自分が引き受けるという意味ではありません。

自分で変えられることと、相手に委ねるしかないことを分ける

ということです。

夫婦二人でなく、一人でも相談できます

「夫婦カウンセリングなら、二人一緒でなければならない」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、お一人での相談も可能です。

例えば、

「パートナーがカウンセリングを希望していない」
「まず自分自身の気持ちを整理したい」
「自分の関わり方について相談したい」
「今後夫婦関係を続けるのか考えたい」

といった場合にも、ご相談いただけます。

お一人で現在の状況を整理することから始めることも可能です。

離婚・別居について迷っている場合でも相談できます

夫婦カウンセリングは、必ず夫婦関係を修復するために行うものとは限りません。

「離婚した方がよいのか分からない」
「関係を続けたい気持ちもある」
「別居を考えている」
「決断する前に一度考えを整理したい」

といった段階でも相談することができます。

カウンセラーが、

「離婚するべき」
「関係を続けるべき」

と結論を決めることを目的とはしていません。

現在どのような状況にあり、ご本人が何を大切にしたいのかを整理しながら、今後について考えていくお手伝いをします。

川崎・神奈川で夫婦カウンセリングを検討されている方へ

認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、夫婦関係やパートナーとの関係についてのご相談にも対応しています。

例えば、

など、相談内容はさまざまです。

夫婦関係だからといって、必ず二人そろって相談する必要はありません。

現在どのようなことに困っているのかを確認しながら、相談の進め方について検討していきます。

川崎店での夫婦・カップルカウンセリングについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

川崎店|夫婦・カップルカウンセリングについて詳しくはこちら
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/column/fufukawasaki/

認知行動療法カウンセリングセンター川崎店

川崎・神奈川エリアで対面カウンセリングをお探しの方は、認知行動療法カウンセリングセンター川崎店をご利用いただけます。

夫婦・パートナー関係だけでなく、不安や気分の落ち込み、人間関係、強迫症など、さまざまなお悩みについてご相談いただけます。

所在地

〒210-0023
神奈川県川崎市川崎区小川町11-14
グリタァ小川町403号室

最寄駅

JR川崎駅より徒歩8分

川崎店の店舗ページ

認知行動療法カウンセリングセンター|川崎店
https://cbt-counseling.jp/office/kawasaki/

川崎店WEBサイト
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/

対面カウンセリングのほか、オンラインでのカウンセリングにも対応しています。

Q&A

Q1.夫婦のどちらか一人だけでも相談できますか?

はい。お一人でのご相談も可能です。

パートナーがカウンセリングを希望していない場合や、まずご自身の気持ちや相手との関わり方を整理したい場合にも相談できます。

Q2.大きな夫婦喧嘩をしていなくても相談できますか?

相談可能です。

「最近会話が減った」
「以前より一緒にいることが苦しくなった」
「小さな不満が積み重なっている」

といった段階で相談されることもあります。

困りごとの大きさをカウンセラー側で決めるのではなく、現在どのようなことに困っているのかを確認しながら整理していきます。

Q3.夫婦のどちらが悪いのか判断してもらえますか?

夫婦関係のカウンセリングでは、どちらか一方を「正しい」「間違っている」と判定することを主な目的とはしていません。

実際に何が起きているのか、それぞれがどのように受け取っているのか、どのようなやり取りが繰り返されているのかを整理していきます。

Q4.離婚するか迷っている状態でも相談できますか?

相談できます。

カウンセリングを受けることは、関係を続けることを決めるという意味ではありません。

現在の状況やご自身の考えを整理し、今後について検討するために利用することもできます。

「夫婦だから分かってくれるはず」と感じているときこそ

夫婦やパートナーは身近な存在だからこそ、

「これくらい言わなくても分かってほしい」

と思うことがあります。

しかし、同じ家庭で生活していても、これまで育ってきた環境や経験、生活についての考え方はそれぞれ異なります。

だからこそ、

「どちらが正しいのか」

だけではなく、

「自分は何を当然だと思っているのか」
「相手は何を当然だと思っているのか」
「二人の間で何がずれているのか」

を具体的に整理することが大切になる場合があります。

夫婦二人だけで話していると、いつも同じ結論になってしまう場合には、第三者と一緒に状況を整理してみることも一つの方法です。

川崎・神奈川で夫婦関係やパートナーとの関係についてカウンセリングを検討されている方は、認知行動療法カウンセリングセンター川崎店へご相談いただけます。

川崎店の夫婦カウンセリングについて詳しくはこちら
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/column/fufukawasaki/

認知行動療法カウンセリングセンター川崎店の詳細はこちら
https://cbt-counseling.jp/office/kawasaki/

川崎店WEBサイト
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/

カウンセリング・無料相談のお申込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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