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コラム

2026/06/22

神戸で抜毛症へのカウンセリングをお探しの方へ|認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

神戸で「抜毛症」に悩まれている方は少なくありません。

髪の毛やまつげ、眉毛などを無意識に抜いてしまい、「やめたいのにやめられない」と苦しむ方がいます。見た目の変化が気になり、人前に出ることに抵抗を感じたり、隠すための工夫に時間や労力を取られてしまうこともあるでしょう。

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店です。

当センターは、神戸市中央区・三宮エリアにある、認知行動療法を専門としたカウンセリングセンターです。三宮は、JR三ノ宮駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅、地下鉄三宮駅などが集まる神戸の中心地であり、神戸市内だけでなく、芦屋・西宮・明石・加古川方面からもアクセスしやすい地域です。

一方で、三宮・元町周辺は通勤・通学、買い物、人との交流などで人目に触れる機会も多い場所です。そのため、抜毛による見た目の変化が気になり、「外に出るのがつらい」「人と会う予定の前に不安になる」といったお悩みにつながることもあります。

本記事では、抜毛症の特徴や背景、日常生活への影響、そして認知行動療法の視点を取り入れたカウンセリングの進め方についてご紹介します。

抜毛症とは?

抜毛症は、単なる「クセ」や「習慣」として片づけられがちですが、実際には心の状態や生活リズム、行動のパターンと深く関係していることがあります。

髪の毛、まつげ、眉毛、体毛などを繰り返し抜いてしまい、その結果として毛が薄くなったり、抜いた部分を隠す必要が出てきたりします。

よく見られる特徴

抜毛症では、次のような特徴が見られることがあります。

・無意識に髪や体毛を抜いてしまう
・勉強中、仕事中、スマートフォンを見ている時に起こりやすい
・緊張、不安、イライラ、退屈な時に行動が出やすい
・抜いた毛を指で触ったり、口に入れてしまうことがある
・抜いた直後はスッキリするが、その後に後悔する
・「もう抜かない」と決めても、気づくとまた抜いている

繰り返すうちに、帽子、ウィッグ、メイク、前髪、マスクなどで隠す習慣がつく方もいます。

神戸のように、学校・職場・商業施設・公共交通機関などで人と接する機会が多い地域では、「人に見られているのではないか」「気づかれたらどうしよう」という不安が強まりやすい場合もあります。

抜毛症の背景にある要因

1. 習慣として定着している

抜毛は、最初から強い意図をもって行われるとは限りません。

勉強中、仕事中、テレビや動画を見ている時、寝る前などに、何気なく髪やまつげに触れることから始まり、繰り返すうちに習慣として定着していくことがあります。

「気づいたら手が髪に伸びていた」
「抜くつもりはなかったのに、いつの間にか抜いていた」

という形で、自分でもコントロールしづらくなることがあります。

2. 気持ちの調整手段になっている

不安、緊張、イライラ、退屈、疲れなどを感じた時に、毛を抜くことで一時的に落ち着く場合があります。

この場合、抜毛は「悪いことだからやめるべき行動」というだけではなく、本人なりに気持ちを調整するための手段になっていることがあります。

そのため、単に「抜かないように我慢する」だけでは難しく、別の方法で気持ちを落ち着ける工夫を作っていくことが大切です。

3. 感覚へのこだわりがある

「この毛だけ硬い」
「この部分の毛が気になる」
「抜けそうな感覚がある」
「触った時の違和感が気になる」

といった感覚が、抜毛行動のきっかけになることもあります。

この場合、抜毛そのものだけでなく、触る、探す、確認する、といった前段階の行動にも注目していく必要があります。

日常生活への影響

抜毛症は、外見だけでなく、心理面や生活全体にも影響を与えることがあります。

・抜いた部分を隠すために帽子やウィッグが必要になる
・まつげや眉毛が少なくなり、人と目を合わせにくくなる
・美容院や理容室に行くことが怖くなる
・学校や職場で人に見られることが不安になる
・写真を撮られることに抵抗を感じる
・「やめられない自分」に落ち込み、自己否定感が強まる

神戸では、三宮・元町・旧居留地・ハーバーランドなど、人と会う場所や外出の機会が多いエリアもあります。その分、見た目への不安が強い方にとっては、外出そのものが負担になることもあるでしょう。

抜毛症は、単なる「毛を抜く行為」以上に、生活の質や自尊心に影響しやすい悩みです。

認知行動療法(CBT)による抜毛症への支援

抜毛症に対するカウンセリングでは、認知行動療法(CBT)の視点を用いて、行動が起こる流れを丁寧に整理していきます。

特に、抜毛症への支援では、習慣逆転法(Habit Reversal Training:HRT)という方法が用いられることがあります。

認知行動療法では、まず抜毛行動を責めるのではなく、

・どのような場面で起こりやすいのか
・その前にどのような感覚や気持ちがあるのか
・抜いた後にどのような変化があるのか
・どのような環境だと抜きやすいのか

を整理し、その方に合った対処法を一緒に考えていきます。

ステップ1:アセスメント(観察と整理)

最初に行うのは、「抜毛行動を理解するための観察」です。

たとえば、次のような点を一緒に整理します。

・いつ抜いているのか
・どこで抜いているのか
・どの部位を抜きやすいのか
・どんな気持ちの時に起こりやすいのか
・抜く前にどんな感覚があるのか
・抜いた後にどんな気持ちになるのか

抜毛は「無意識にやってしまう」と感じられることが多いですが、記録していくと、一定のパターンが見えてくることがあります。

たとえば、

・夜、自室で一人になった時に多い
・勉強や仕事で集中している時に多い
・スマートフォンを見ている時に多い
・不安や疲れが強い日に増える
・鏡の前にいると抜きやすい

といった形です。

アセスメントは、その後の対処法を考えるための土台となります。

ステップ2:習慣逆転法(HRT)の実践

習慣逆転法では、「抜毛の代わりになる行動」を練習していきます。

自覚訓練

まず、抜毛の前触れに気づけるようにします。

・手が髪に伸びる
・まつげや眉毛を触り始める
・気になる毛を探し始める
・むずむずする感覚がある
・鏡の前で確認し始める

こうしたサインに気づけるようになることが、最初の大切なステップです。

拮抗行動(代替行動)

抜毛の衝動が出た時に、抜毛と同時にはできない別の動作を行います。

たとえば、

・両手を握る
・膝の上に手を置く
・タオルを握る
・ボールを握る
・ペンを持つ
・手を机の下に置く

などです。

大切なのは、「気合いで我慢する」のではなく、抜毛しにくい行動へ切り替えることです。

習慣化と定着

繰り返し練習することで、

抜毛の前触れに気づく

代替行動を行う

衝動が下がるまでやり過ごす

という新しい流れを作っていきます。

最初から完全に止めることを目指すのではなく、「気づけた」「別の行動を少し試せた」「抜く本数が減った」といった変化を積み重ねていきます。

ステップ3:環境調整

抜毛行動は、環境の影響を強く受けます。

そのため、カウンセリングでは「抜毛しやすい環境をそのままにしない」ことも大切にします。

たとえば、

・鏡の前に長時間座らない工夫をする
・就寝前に手袋や帽子を使う
・勉強机や作業机に代替行動用の道具を置く
・スマートフォンを見る時の姿勢や場所を変える
・抜毛しやすい時間帯に別の予定を入れる
・髪やまつげに触れにくい状態を作る

などがあります。

神戸三宮店では、学校生活、仕事、通勤・通学、家庭での過ごし方など、実際の生活に合わせて無理のない工夫を一緒に考えていきます。

ステップ4:振り返りと調整

カウンセリングでは、実践した内容を一緒に振り返ります。

・どの場面ではうまくいったか
・どの時間帯が難しかったか
・どの代替行動が続けやすかったか
・抜毛が増えた日は何が影響していたか
・次にどの工夫を試すか

抜毛症への支援では、「一度決めた方法をただ続ける」のではなく、実際に試してみて、その人に合う形へ調整していくことが重要です。

子どもの抜毛症について

抜毛症は、大人だけでなく子どもにも見られることがあります。

子どもの場合、本人がうまく言葉で説明できず、保護者の方が「叱ってもやめない」「注意すると隠れてするようになった」と悩まれることもあります。

このような場合、本人を責めるよりも、

・どんな場面で抜毛が起こりやすいのか
・学校や家庭でストレスが増えていないか
・退屈や不安への対処方法があるか
・保護者がどのように声をかけるとよいか

を整理していくことが大切です。

神戸市内では、小学校・中学校・高校への通学、習い事、受験、友人関係など、子どもを取り巻く環境もさまざまです。お子さまの年齢や発達段階に合わせて、無理のない支援方法を検討していきます。

抜毛症に悩んでいる方へ

「やめたいのにやめられない」と感じている時、自分を責めてしまう方は少なくありません。

しかし、抜毛症は意志の弱さだけで起こるものではありません。習慣、感覚、不安、緊張、生活リズム、環境など、さまざまな要因が関係していることがあります。

大切なのは、「なぜ自分はダメなのか」と責めることではなく、「どのような流れで抜毛が起きているのか」を理解し、少しずつ対処の選択肢を増やしていくことです。

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店では、抜毛症に悩む方に対して、生活に合わせた具体的な工夫を一緒に考えていきます。

Q&A

Q1. 抜毛症は自分の努力だけで改善できますか?

「抜かないようにしよう」と強く意識しても、無意識に起こる行動が多いため、努力だけでは難しいことがあります。

カウンセリングでは、どのような場面で抜毛が起こるのかを整理し、代替行動や環境調整を一緒に考えていきます。

Q2. カウンセリングではどのように進めますか?

まずは、抜毛が起こりやすい状況や気持ち、行動の流れを整理します。

そのうえで、習慣逆転法や環境調整などを用いながら、日常生活の中で実践できる方法を一緒に試していきます。次回のセッションで振り返りながら、続けやすい形へ調整していきます。

Q3. 子どもでも相談できますか?

はい。年齢に応じた方法でサポートいたします。

お子さま本人への関わりだけでなく、保護者の方への声かけや環境調整についても一緒に考えていきます。

Q4. 神戸三宮店ではオンライン相談もできますか?

はい。神戸三宮店では、対面カウンセリングに加えてオンラインカウンセリングにも対応しています。

神戸市内・兵庫県内にお住まいの方はもちろん、外出が不安な方や遠方の方もご相談いただけます。

まとめ

抜毛症は、単なる「クセ」ではなく、心理的要因や習慣、感覚、環境が絡み合った行動です。

無理にやめようとするだけではなく、認知行動療法や習慣逆転法を取り入れながら、「抜毛が起こる流れ」を整理し、少しずつ対処方法を増やしていくことが大切です。

神戸で抜毛症にお悩みの方は、認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店にご相談ください。

ご相談・お問い合わせ

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店
住所:〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12番6号 Jタワー神戸704号室

アクセス:
阪急神戸本線 神戸三宮駅 徒歩6分
神戸市海岸線 旧居留地・大丸前駅 徒歩7分
神戸市西神・山手線 県庁前駅 徒歩8分
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JR東海道・山陽本線 元町駅 徒歩8分

営業時間:完全予約制
※担当カウンセラーにより相談可能時間が異なります。

Webサイト:https://cbt-counseling.jp/office/kobesannomiya/
予約・無料相談フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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