認知行動療法によるカウンセリングとは
―― 当センターが大切にしている支援方針と専門性 ――
はじめに:カウンセリングを検討している方へ
不安や緊張、人前で話すことへの恐怖、パニック症状、対人関係の悩みなどで、
「カウンセリングを受けたほうがいいのかもしれない」と感じながらも、
- どこに相談すればよいのか分からない
- 認知行動療法とは何をするのかイメージできない
- 本当に自分に合う支援なのか不安
という思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、
認知行動療法カウンセリングセンターが大切にしている支援方針と専門性について、
一般的な説明にとどまらず、実際のカウンセリングの流れや考え方を含めてご紹介します。
認知行動療法(CBT)とは何か
認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy:CBT)は、
- 考え方(認知)
- 行動
- 感情
- 身体反応
の相互関係に注目しながら、
困りごとがどのように維持されているのかを整理し、
現実生活での変化を目指していく心理療法です。
単に「前向きに考えましょう」と助言するものではなく、
- どの場面で困りごとが起きているのか
- そのとき何を考え、どのように行動しているのか
- どの部分を少し変えると楽になるのか
を一緒に検討していく、非常に実践的な支援方法です。
当センターが重視している「支援の品質」と理念
当センターでは、単に「認知行動療法を行っています」と名乗るだけではなく、
支援の質と再現性を何よりも重視しています。
1. Evidence-based Practice(根拠に基づく支援)
国内外の研究や臨床知見を踏まえ、
不安症、社交不安、パニック症、強迫症などに対して
有効性が示されている考え方・技法をベースに支援を行います。
一方で、マニュアル通りに画一的な対応をするのではなく、
個々の状況や生活背景に応じた調整を大切にしています。
2. ケースフォーミュレーションを重視
当センターでは、
「症状名」だけで支援内容を決めることはしていません。
- どのような場面で困りごとが生じるのか
- どのような行動が問題を長引かせているのか
- 本人がどのような意味づけをしているのか
を整理するケースフォーミュレーション(理解モデル)を土台に、
支援方針を組み立てていきます。
3. 全国共通の研修・事例検討体制
当センターでは、各拠点のカウンセラーが独立して判断するのではなく、
- 定期的な事例検討
- 研修・スーパービジョン
- 共通の倫理・品質基準
を通じて、
全国で一定水準の支援が提供される体制を整えています。
実際のカウンセリングはどのように進むのか
一般的な流れは以下のようになります。
① 初回:困りごとの整理と目標の共有
- どのようなことで困っているのか
- どの場面で症状が出るのか
- どのような状態を目指したいのか
を丁寧に確認します。
ここでは「すぐに直す」ことよりも、
現状を正確に理解することを重視します。
② 継続:考え方と行動の見直し
困りごとが維持されている仕組みを一緒に整理しながら、
- 考え方の幅を広げる工夫
- 避けてきた行動への段階的な取り組み
- 安心行動の見直し
などを、無理のないペースで進めていきます。
③ 終結:再発予防とセルフケア
状態が安定してきた後は、
- 自分で対処できる方法の整理
- 今後困りごとが起きた場合の対応計画
を確認し、
支援を卒業できる状態を目指します。
当センターで対応している主なご相談内容
- 社交不安(人前で話す・注目されることへの恐怖)
- パニック症・予期不安
- 強迫的な確認・不安
- 不安全般
- 対人関係の悩み
- 怒りや感情コントロールの問題
- ストレス関連の困りごと
※医療行為や診断そのものは行っておりません。必要に応じて医療機関との連携を行います。
認知行動療法が向いている方・向いていない方
向いている方
- 自分の困りごとを整理したい方
- 日常生活の中で少しずつ変化を試したい方
- 再発を防ぐ力を身につけたい方
向いていない場合もある方
- 今は安全確保が最優先の状態の方
- 課題に取り組む余裕が極端にない場合
その場合は、医療機関や別の支援方法をご案内することもあります。
全国の拠点について
当センターは、以下の地域に拠点を設けています。
- 広島
- 山口
- 東京
- 大阪
- 静岡浜松
各地域で、同じ支援方針と品質基準のもとカウンセリングを行っています。
詳細は各拠点ページをご覧ください。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店:https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/
認知行動療法カウンセリングセンター山口店:https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店:https://tokyo.cbt-mental.co.jp/
認知行動療法カウンセリングセンター大阪店:https://osaka.cbt-mental.co.jp/
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店:https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店:https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/
オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンター:http://addiction.cbt-mental.co.jp/
この記事の執筆・監修者について
本記事は、認知行動療法カウンセリングセンターに所属する
臨床心理士・公認心理師が監修・執筆しています。
各カウンセラーは、医療・教育・企業領域などでの臨床経験を有し、
継続的な研修・事例検討を通じて専門性の向上に取り組んでいます。
(※ここに代表者・各店舗責任者プロフィールリンク)
おわりに
認知行動療法は、
「症状をなくすこと」だけを目的とする支援ではありません。
- 困りごとを理解する力
- 対処する力
- 自分で立て直す力
を身につけるための支援です。
当センターでは、
一人ひとりの状況に応じた丁寧な支援を通じて、
安心して生活できる時間を取り戻すお手伝いを行っています。
もしカウンセリングについて迷われている場合は、
まずは情報を知るところからでも構いません。
ご自身に合った支援を見つける一助となれば幸いです。


