高田馬場で強迫症のカウンセリング|確認や手洗いを繰り返してしまう方へ
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター高田馬場店です。
当センターは、JR山手線「高田馬場駅」から徒歩3分の場所にあり、認知行動療法(CBT)を専門としたカウンセリングを行っています。
「鍵を閉めたか不安になり、何度も家に戻ってしまう」
「汚れが気になり、手洗いや消毒をやめられない」
「人を傷つけたかもしれないという考えが頭から離れない」
「きちんとできた感覚がなく、同じ作業を繰り返してしまう」
このような状態が続いている場合、強迫症が関係していることがあります。
強迫症は、単に心配性であったり、几帳面であったりすることとは異なります。本人も「ここまでしなくてもよい」と分かっているにもかかわらず、不安や違和感に耐えられず、確認や洗浄などの行動を繰り返してしまうことが特徴です。
今回は、強迫症が続く仕組みと、認知行動療法によるカウンセリングについて、高田馬場店の視点からご紹介します。
強迫症とはどのような状態か
強迫症は、繰り返し浮かぶ考えやイメージと、それによって生じる不安や不快感を和らげるための行動によって、日常生活が制限されていく状態です。
強迫症には、主に「強迫観念」と「強迫行為」があります。
強迫観念
本人の意思とは関係なく、何度も浮かんでくる考え、イメージ、衝動などを指します。
例えば、次のようなものがあります。
- 汚染されているのではないか
- 鍵や火元を確認し忘れたのではないか
- 誰かを傷つけてしまったのではないか
- 不吉な出来事が起きるのではないか
- 正確にできていないのではないか
こうした考えを振り払おうとしても、かえって意識してしまい、頭から離れなくなることがあります。
強迫行為
強迫観念による不安や違和感を軽くするために、繰り返してしまう行動です。
手洗いや確認のように外から見える行動だけでなく、頭の中で言葉を繰り返す、過去の記憶を何度も思い返すといった行為も含まれます。
行動した直後は少し安心できても、その安心は長く続きません。再び心配が生じ、同じ行動を繰り返すようになります。
強迫症に見られやすい症状
強迫症の現れ方は人によって異なります。代表的なものをご紹介します。
汚れや感染への恐怖
ドアノブ、電車のつり革、衣類、床などを「汚れている」と感じ、何度も手を洗ったり、消毒したりします。
洗濯や入浴に長い時間がかかり、外出そのものを避けるようになることもあります。
鍵や火元の確認
玄関の鍵、ガスコンロ、電化製品、仕事上の書類などについて、「本当に大丈夫だったか」と心配になり、何度も確認します。
一度確認しても確信を持てず、写真や動画を撮って記録する方もいます。
誰かを傷つけたのではないかという恐れ
車の運転後に「人にぶつかったかもしれない」と考え、来た道を戻って確認したり、ニュースやインターネットを調べ続けたりします。
実際に事故を起こした根拠がなくても、「可能性が完全にゼロとは言い切れない」と感じ、確認をやめられなくなることがあります。
正しくできた感覚が得られない
文章の読み直し、メールの確認、物の配置、勉強や仕事などを、「しっくりくるまで」「完全だと思えるまで」繰り返します。
間違いを防ぐためというより、納得できる感覚を得るために行動を繰り返しているケースもあります。
不吉な考えを打ち消す行為
特定の数字や言葉を避けたり、悪い考えが浮かんだ後に別の言葉を頭の中で唱えたりします。
周囲からは分かりにくいものの、本人は長い時間を強迫行為に費やしていることがあります。
「確認すれば安心できる」が症状を長引かせる
強迫症では、不安や違和感を解消するために行った行動が、結果として症状を維持することがあります。
例えば、鍵を閉めたか心配になったとします。
- 「鍵を閉め忘れたかもしれない」と考える
- 不安になり、玄関まで戻って確認する
- 鍵が閉まっていることを確認して安心する
- 次に外出した際、また同じ心配が浮かぶ
- 以前より強く確認したくなる
確認することで一時的に楽になるため、「不安になったら確認する」という行動が身についていきます。
その結果、自分の記憶や判断に自信が持てなくなり、確認する回数が増えてしまうのです。
これは手洗いや消毒、調べもの、謝罪、記憶の振り返りなどでも同様です。
回避や家族への確認が増えることもあります
強迫症では、強迫行為だけでなく、不安が起こりそうな状況そのものを避けることがあります。
例えば、
- 電車やバスを利用しない
- 外出を控える
- 刃物に触れない
- 大切な書類を作成しない
- 人と会う機会を減らす
といった行動です。
また、家族やパートナーに対して、
「鍵を閉めたよね?」
「手はきれいだよね?」
「誰かを傷つけていないよね?」
と何度も確認したり、自分の代わりに家事や外出をしてもらったりすることもあります。
家族としては安心させたいと思うものですが、毎回答えたり代わりに行動したりすることが、結果として強迫症を支える形になる場合があります。
高田馬場店で行う認知行動療法
認知行動療法では、まず症状の仕組みを具体的に整理します。
単に「確認を減らしましょう」「気にしないようにしましょう」と伝えるのではありません。
カウンセリングの中で、次のような点を確認します。
- どのような場面で不安や違和感が生じるのか
- 頭の中にどのような考えやイメージが浮かぶのか
- 不安を下げるために何をしているのか
- 避けている場面や物があるか
- 家族や周囲の人を巻き込んでいないか
- 症状によって仕事や生活にどのような影響が出ているか
強迫症の症状は複雑に見えることがありますが、場面ごとに整理すると、一定のパターンが見えてくることがあります。
そのパターンを共有したうえで、ご本人の状態や生活環境に合わせた取り組みを検討します。
曝露反応妨害法(ERP)とは
強迫症に対する認知行動療法では、曝露反応妨害法(ERP)と呼ばれる方法が用いられます。
ERPは、次の2つを組み合わせた取り組みです。
曝露
避けてきた状況や、不安・違和感が生じる場面に段階的に向き合います。
反応妨害
不安を下げるために行ってきた確認、洗浄、検索、質問などの行動を減らします。
例えば、次のような練習があります。
- 外の物に触れた後、すぐには手を洗わない
- 鍵を一度確認した後は、再確認せずに外出する
- メールを決めた回数だけ確認して送信する
- 運転後に不安が生じても、来た道を戻らない
- 家族に「大丈夫だよね」と聞かずに過ごす
ただし、最初から負担の大きい課題に取り組むわけではありません。
不安の強さや生活への影響を確認しながら、取り組みやすい課題から段階的に進めていきます。
不安をなくすことだけが目標ではありません
ERPを行う際、「不安が完全になくなるまで耐えなければならない」と思われることがあります。
しかし、目的は不安をゼロにすることではありません。
大切なのは、
「不安があっても確認せずに行動できた」
「違和感が残っていても仕事を続けられた」
「確実ではなくても、自分で決めて外出できた」
という経験を積むことです。
強迫症では、「完全に安心できてから行動する」という条件が強くなりがちです。
認知行動療法では、安心できるまで待つのではなく、不安や不確かさが残っていても、自分にとって必要な行動を選べるようになることを目指します。
仕事や学校生活に合わせて取り組みます
高田馬場周辺には、会社や大学、専門学校などが多く、仕事や学業に関連する強迫症のご相談も考えられます。
例えば、
- メールを何度も読み返して送れない
- 書類の誤字が心配で仕事が終わらない
- レポートを納得できるまで書き直す
- 遅刻が心配で極端に早く出発する
- 人に迷惑をかけたのではないかと一日中考える
といった問題です。
カウンセリングでは、現実的な安全確認や業務上必要な確認まで、すべてやめるわけではありません。
必要な確認と強迫症による過剰な確認を区別し、生活や仕事に支障が出ない範囲でルールを設定します。
ご家族からの相談について
強迫症は、ご本人だけでなく、ご家族の生活にも影響を与えることがあります。
ご家族が確認への返答を求められたり、掃除や洗濯の方法を細かく指定されたり、本人の代わりに行動する場面が増えたりするためです。
一方で、突然すべての確認を断ると、ご本人の不安が急激に高まり、関係が悪化することもあります。
そのため、家族の関わり方を変える場合も、状況を整理しながら段階的に進めることが大切です。
必要に応じて、ご家族がどのように声をかけるか、どこまで協力するかについても一緒に検討します。
よくあるご質問
Q1.症状についてうまく説明できなくても相談できますか?
はい。問題ありません。
強迫症では、「こんなことを考えていると知られたくない」「おかしいと思われるのではないか」と心配し、症状を話しにくいことがあります。
最初からすべてを詳しく説明する必要はありません。話せる範囲から、困っている場面や生活への影響を一緒に整理していきます。
Q2.不安が強いのですが、ERPは受けられますか?
不安の強さを確認しながら、段階を調整して取り組みます。
いきなり最も怖い状況に挑戦するのではなく、比較的取り組みやすい課題から始めます。練習内容についても、カウンセラーと相談しながら決めていきます。
Q3.薬を飲んでいてもカウンセリングを受けられますか?
医療機関に通院中の方も、カウンセリングをご利用いただけます。
服薬の開始・中止・変更については、当センターではなく主治医にご相談ください。医療機関での支援と並行しながら、生活上の行動パターンを整理することも可能です。
Q4.どのくらいの期間で改善しますか?
症状の内容、続いている期間、生活環境、練習に取り組める頻度などによって異なります。
短期間で変化を感じる方もいれば、時間をかけて少しずつ生活範囲を広げていく方もいます。回数を一律に決めるのではなく、目標や経過を確認しながら進めます。
Q5.家族だけで相談することはできますか?
状況によっては、ご家族からのご相談をお受けできる場合があります。
ご本人への接し方や、確認・代行を求められた際の対応などを整理します。詳細については、お申し込みの際にご相談ください。
高田馬場で強迫症のカウンセリングをお探しの方へ
強迫症は、周囲から「気にしすぎ」「一度確認すればよい」と言われても、簡単には行動を止められない症状です。
ご本人も必要以上に確認していることを理解しているため、「自分の意志が弱いのではないか」と責めてしまうことがあります。
しかし、強迫行為が続くのは、性格や努力不足だけが原因ではありません。不安を下げる行動が繰り返されることで、症状の循環が強くなっている可能性があります。
認知行動療法では、その循環を具体的に整理し、日常生活の中で少しずつ行動を変えていきます。
確認、手洗い、消毒、繰り返し、頭の中での打ち消し、家族への質問などによって生活が制限されている方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
店舗情報
認知行動療法カウンセリングセンター高田馬場店
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1丁目5-21
グランメール高田馬場404号室
アクセス
JR山手線「高田馬場駅」徒歩3分
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公式LINE
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完全予約制です。
高田馬場・新宿エリアで強迫症への認知行動療法をご希望の方は、お申し込みフォームよりお問い合わせください。


