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コラム

2026/05/06

【神戸三宮でトラウマ・PTSDのカウンセリング】フラッシュバックが起きたときの対処と専門的支援

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店です。

トラウマ体験の影響として、
過去の出来事が強く思い出される、
身体が緊張する、
現実との距離感が揺らぐ、
といった反応が生じることがあります。

これらは意思の問題ではなく、トラウマによる心身の反応として理解されています。
本記事では、PTSDとフラッシュバックの仕組み、対処法、専門的支援について整理します。


PTSDとフラッシュバックのメカニズム

PTSDの主な症状

PTSDは、強いストレス体験の後に生じる可能性があり、主に以下の4つの特徴があります。

トラウマ記憶の特徴

トラウマ体験は、通常の記憶とは異なり、十分に整理されない形で保持されることがあります。
その結果、時間が経っても「過去の出来事」として扱いにくい状態になることがあります。

フラッシュバックとは

特定のきっかけによって、トラウマに関連する記憶が強く想起され、現在との区別がつきにくくなる現象です。

フラッシュバックの多様な形

フラッシュバックは以下のように多様です。


フラッシュバックが起きたときの対処法(セルフケア)

フラッシュバックへの対応では、「抑え込む」よりも「現在に戻る」ことが重要です。

1. 安全の確保と呼吸

まずはその場の安全を確認し、可能であれば落ち着ける場所へ移動します。
呼吸は吐く時間を長くすることで、身体の緊張を緩めやすくなります。

2. グラウンディング(5-4-3-2-1法)

五感を使って現在に注意を向けます。

順に意識することで、現実感を取り戻しやすくなります。

3. バタフライハグ

両腕を胸の前で交差し、左右交互に軽くタッピングします。
リズミカルに行うことで、過度な覚醒状態の緩和が期待されます。


日常生活でできる備えと周囲のサポート

トリガーの把握

どのような状況でフラッシュバックが起きやすいかを記録し、傾向を把握します。

安全カードの作成

落ち着くための手順や連絡先を整理し、すぐ確認できるようにしておきます。

周囲の関わり方

周囲の方は、

といった対応が有効とされています。


専門的支援(認知行動療法など)

セルフケアでの対応が難しい場合、専門的支援が有効です。

認知処理療法(CPT)

トラウマ体験に関連する考え方を整理し、現実に即した見方を身につけていく方法です。

EMDR

左右交互の刺激を用いながら、トラウマ記憶の処理を進める心理療法です。

ブレインスポッティング

視線の位置と身体感覚のつながりに着目し、特定の視点に注意を向けながら内的な反応を観察することで、トラウマに関連する処理を進めていくアプローチです。
言語化が難しい体験に対しても用いられることがあります。

医療機関での治療

症状に応じて、薬物療法が検討される場合もあります。


Q&A

Q1. フラッシュバックは自然に軽減しますか?

時間とともに変化する場合もありますが、持続する場合は専門的支援によって改善が見込まれることがあります。

Q2. セルフケアだけで十分でしょうか?

軽度であれば有効な場合もありますが、生活への影響が大きい場合は専門家への相談が推奨されます。

Q3. カウンセリングでは何を行いますか?

状態に応じて、考え方の整理、行動の調整、身体反応への対応などを段階的に行います。


神戸三宮でトラウマ・PTSDにお悩みの方へ

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店では、
トラウマやフラッシュバックに関するご相談に対応しています。

三宮エリアは交通の利便性が高く、人の往来も多い地域です。
日常の刺激が多い環境の中で、過去の体験が影響して生活しづらさを感じる場面が続くこともあります。

各線三宮駅から徒歩圏内にあり、
通いやすい立地でご利用いただけます。

一人で整理が難しい場合は、専門的な視点で状況を整理することも選択肢の一つです。


店舗案内(神戸三宮店)

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12番6号 Jタワー神戸704号室
アクセス:阪急神戸本線 神戸三宮駅 徒歩6分/JR三ノ宮駅 徒歩8分 ほか
営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)

WEB:https://cbt-counseling.jp/office/kobesannomiya/
予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
LINE:https://lin.ee/26sKHRK8

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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