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コラム

2026/09/07

夫婦で話し合っても解決しないと感じたときに|東京・品川で夫婦関係のカウンセリングを検討されている方へ

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンターです。

「何度も話し合っているのに、同じ問題が繰り返される」
「こちらの気持ちを伝えると、相手が黙り込んでしまう」
「冷静に話したいのに、途中からお互い感情的になってしまう」
「以前より会話が減り、このままでよいのか不安になっている」

夫婦やパートナーとの関係では、問題について話し合おうと努力しているにもかかわらず、かえって関係がこじれてしまうことがあります。

こうしたとき、「もっときちんと話し合わなければ」と考えることもありますが、問題は話し合う回数ではなく、二人の間でどのようなやり取りが繰り返されているかにある場合があります。

認知行動療法カウンセリングセンターでは、東京・品川エリアで夫婦関係やパートナーとの関係について相談したい方に向けて、認知行動療法(CBT)の考え方を取り入れたカウンセリングを行っています。

本記事では、夫婦で話し合っても問題が解決しにくいときに、どのような点を整理していくのかをご紹介します。

「話し合っているのに伝わらない」が続く理由

夫婦関係の中では、自分としては十分に説明しているつもりでも、相手には全く違う意味として伝わっていることがあります。

例えば、

「最近、一緒に過ごす時間が少ないよね」

という言葉でも、話している側は、

「もう少し一緒に過ごしたい」

という希望を伝えているつもりかもしれません。

一方で、受け取る側は、

「自分は家族を大切にしていないと責められている」

と感じることもあります。

すると、

希望を伝える

責められたと受け取る

反論する

「全然分かってくれない」と感じる

さらに強く訴える

という流れが生まれることがあります。

このように、実際に使われた言葉だけではなく、相手がその言葉をどう受け取ったかによって、その後のやり取りは大きく変わります。

認知行動療法では「やり取りの流れ」を具体的に見ていきます

認知行動療法では、問題を漠然と「夫婦仲が悪い」と捉えるのではなく、具体的な場面に分けて整理していきます。

例えば、

といった点を確認します。

夫婦関係では、自分の行動だけで終わることは少なく、その行動に相手が反応し、その反応を見てさらに自分が反応するという連鎖が起こります。

そのため、一人ひとりの性格や考え方だけを見るのではなく、二人の反応がどのようにつながっているかを見ることが大切です。

よくある「話し合いの行き違い」

夫婦間の相談では、次のようなやり取りがみられることがあります。

一方が話したいのに、もう一方が避ける

一方は、

「きちんと話して解決したい」

と思っている。

もう一方は、

「今話すとまた喧嘩になるから避けたい」

と思っている。

すると、

話そうとする

避ける

さらに強く話を求める

もっと避ける

という状態になることがあります。

双方とも、自分なりに問題を悪化させないよう行動しているつもりでも、結果的に距離が広がってしまうことがあります。

事実確認が「責められている」と受け取られる

例えば、

「昨日何時に帰ってきたの?」

という質問も、聞いた側は単純に確認しているつもりかもしれません。

一方で、相手が、

「また行動をチェックされている」

と感じれば、防御的な反応につながることがあります。

こうした小さな受け取り方の違いが積み重なると、「何を言っても悪く受け取られる」と感じるようになることもあります。

「相手の本心」を推測しすぎていないか

関係がうまくいかなくなってくると、相手の言動について、

「もう自分に興味がないのだろう」
「どうせ面倒だと思っている」
「わざと無視している」
「自分のことを軽く見ている」

と考えることがあります。

実際にその可能性がある場合もあります。

一方で、確認していないことまで推測で補ってしまうと、その推測を前提にした行動が増えることがあります。

例えば、

「どうせ話したくないんでしょう」

と先に言ってしまえば、相手も話しづらくなります。

その結果、

「やっぱり話してくれなかった」

という経験が増え、最初の考えがさらに強くなることがあります。

カウンセリングでは、相手の気持ちを無理に楽観的に捉え直すのではなく、事実として分かっていることと、自分が推測していることを分けて考えることがあります。

感情が強いときに結論を出そうとしない

夫婦間の話し合いでは、

「今ここで決着をつけたい」

という気持ちが強くなることがあります。

しかし、怒りや悲しみ、不安などが強い状態では、お互いに相手の話を十分に聞くことが難しくなることもあります。

そのため、

といった方法を検討することがあります。

「逃げる」のではなく、話し合いを続けるために一時的に距離を取るという考え方です。

夫婦関係では「解決」だけが目標とは限りません

夫婦関係の相談では、

「この問題をどう解決するか」

だけでなく、

「そもそも二人は何を大切にしたいのか」

を整理することもあります。

例えば、

などです。

「喧嘩をゼロにする」といった目標だけではなく、どのような関係を築いていきたいかを具体的にすることで、日常で取れる行動も考えやすくなります。

一人で夫婦関係について相談することもできます

夫婦関係のカウンセリングというと、「夫婦二人で受けなければならない」と思われるかもしれません。

しかし、お一人で相談することも可能です。

例えば、

「パートナーはカウンセリングを希望していない」
「まずは自分の考えを整理したい」
「自分の関わり方を見直したい」
「今後関係を続けるかどうか考えたい」

といった場合にも相談できます。

相手をカウンセリングに連れてくることそのものを目標にするのではなく、ご本人が今置かれている状況を整理するところから始めることもできます。

離婚や別居について迷っている段階でも相談できます

「夫婦関係のカウンセリングを受ける=関係を修復する」

とは限りません。

すでに離婚や別居を考えている場合や、

「続けるべきか、離れるべきか自分でも分からない」

という段階でも相談することができます。

カウンセラーが結論を決めるのではなく、

を整理しながら、ご本人が今後について考えられるよう支援します。

東京・品川エリアで夫婦関係について相談したい方へ

認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、夫婦関係やパートナーとの関係についてのご相談にも対応しています。

東京品川店は、JR山手線五反田駅から徒歩5分の場所にあります。

五反田はJR山手線のほか、都営浅草線や東急池上線も利用できるため、品川区内だけでなく、都内各方面からもアクセスしやすい立地です。

認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店

所在地
〒141-0031
東京都品川区西五反田2丁目14-10 五反田ハイム607号室

最寄駅
JR山手線 五反田駅より徒歩5分

東京品川店の詳細はこちら
https://cbt-counseling.jp/office/tokyoshinagawa/

東京品川店WEBサイト
https://tokyo.cbt-mental.co.jp/

対面での相談のほか、オンラインでのカウンセリングについてもご相談いただけます。

Q&A

Q1.夫婦二人でなく、一人でも相談できますか?

はい。お一人での相談も可能です。

パートナーがカウンセリングを希望していない場合や、ご自身の気持ちや関わり方を整理したい場合にもご利用いただけます。

Q2.まだ離婚するほどではなくても相談できますか?

相談可能です。

「大きな問題ではないかもしれないが、同じやり取りを何度も繰り返している」「以前より関係が悪くなっている気がする」といった段階で相談されることもあります。

問題が深刻になっているかどうかをカウンセラー側で決めるのではなく、ご本人が困っていることをもとに相談内容を整理していきます。

Q3.夫婦のどちらが正しいか判断してもらえますか?

夫婦関係のカウンセリングでは、どちらか一方を「正しい」「間違っている」と判定することを主な目的とはしていません。

実際に起きている出来事や、それぞれの受け取り方、二人の間で繰り返されているやり取りを整理し、今後どのような関わり方が考えられるかを検討していきます。

話し合っているのに関係がよくならないと感じたら

夫婦関係の問題では、「話し合っていないこと」だけが問題になるとは限りません。

むしろ、

「何度も話している」
「説明もしている」
「お互いに解決したいと思っている」

にもかかわらず、同じやり取りが続いていることがあります。

そのような場合には、話の内容そのものだけではなく、

どのように話し始め、どのように相手が受け取り、どのような反応が返ってきているのか

という一連の流れを整理してみることも一つの方法です。

認知行動療法カウンセリングセンターでは、具体的な場面を一緒に確認しながら、現在の夫婦関係について整理し、今後の関わり方を考えるお手伝いをしています。

東京・品川・五反田周辺で夫婦関係やパートナーとの関係について相談を検討されている方は、東京品川店での対面相談またはオンライン相談をご利用いただけます。

カウンセリング・事前相談のお申込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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