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コラム

2026/04/18

【神戸三宮で不安症へのカウンセリング】「ずっと心配が頭から離れない」ときに認知行動療法でできること

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店です。

神戸三宮エリアでも、仕事や家庭、対人関係などにおいて、
「気づくと同じことを何度も考えてしまう」
「心配しなくていいと分かっているのに止められない」
といった状態に悩まれている方は少なくありません。

特に、通勤や外出の合間、帰宅後の時間帯に、考えが頭から離れなくなるというご相談も見受けられます。
人との距離感が近い都市環境の中で、対人場面の出来事が気になり続けるケースもあります。

この記事では、「ずっと心配が頭から離れない状態」がなぜ起こるのか、そして認知行動療法(CBT)がどのように役立つのかを解説します。


「ずっと心配が頭から離れない」状態の正体とは?

この状態は、単なる「考えすぎ」ではなく、いくつかの心理的な仕組みが関係しています。

① 反芻思考(ぐるぐる思考)

「なぜあんなことを言ってしまったのか」
「嫌われているのではないか」

こうした考えを繰り返し続けてしまう状態を「反芻思考」と呼びます。
一度始まると、結論が出ないまま延々と続くのが特徴です。

② 自動思考

出来事が起きた瞬間に、無意識に浮かぶ考えのクセです。
たとえば、
「また失敗するに違いない」
「きっと悪く思われている」
といった考えが瞬時に浮かびます。

③ 不安は本来「自分を守る機能」

不安や恐怖は、危険から身を守るために備わった自然な反応です。
ただし、この機能が強く働きすぎると、実際には危険でない場面でも警戒してしまい、日常生活に負担が生じます。


認知行動療法(CBT)とは?

認知行動療法は、
「考え(認知)」と「行動」のパターンを整理し、負担を減らしていく方法です。

・認知と行動のクセに注目する

同じ状況でも、考え方や行動の取り方によって感じ方は変わります。
CBTでは、そのパターンを一緒に整理していきます。

・「今起きていること」に焦点を当てる

過去の出来事の原因を探すだけでなく、
「今、どのような流れで困りごとが続いているのか」を具体的に見ていきます。


なぜ認知行動療法が不安症に有効なのか?

① 思考へのアプローチ(客観視)

頭の中で繰り返される考えを書き出すことで、
「本当にそうなのか?」
「別の見方はないか?」
と整理できるようになります。

これにより、極端な考えに引っ張られにくくなります。


② 行動へのアプローチ(直面と体感)

不安が強いと、人は自然と「避ける」行動を取ります。
しかし、回避は一時的に楽になる一方で、不安を長引かせる要因にもなります。

CBTでは、例えば

・あえて短い沈黙を作ってみる
・少し言い淀んでも会話を続けてみる

といった形で、現実の中で少しずつ体験を積みます。

その結果、
「想像していたほど悪いことは起きない」
という実感が得られ、不安が和らいでいきます。


③ 再発を防ぐ力が身につく

CBTは、一時的に気分を楽にするだけでなく、
思考や行動のパターンそのものを見直していきます。

そのため、一度身につけたスキルは、
将来的にも役立つことが多いのが特徴です。


Q&A

Q1. 不安が強くてもカウンセリングは受けられますか?

はい、可能です。
不安が強い状態でも、そのままの状態からスタートし、無理のない範囲で進めていきます。


Q2. どのくらいで変化を感じますか?

個人差はありますが、数回の中で「整理されてきた感覚」を持たれる方もいらっしゃいます。
継続的に取り組むことで、より安定した変化につながります。


Q3. 薬を使わずに改善できますか?

可能なケースも多くあります。
ただし、必要に応じて医療機関との併用を検討することもあります。


店舗案内(神戸三宮店)

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12番6号 Jタワー神戸704号室

アクセス:阪急神戸本線 神戸三宮駅 徒歩6分/旧居留地・大丸前駅 徒歩7分/県庁前駅 徒歩8分/JR三ノ宮駅 徒歩8分/JR元町駅 徒歩8分
営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)

▼WEBサイト
https://cbt-counseling.jp/office/kobesannomiya/

▼ご予約フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


「考えが止まらない状態」は、意志の問題ではなく、仕組みとして起きていることが多いものです。
その仕組みを整理し、少しずつ変えていくことで、日常の負担を軽くすることは可能です。

ご検討の際の参考になれば幸いです。

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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