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コラム

2026/07/04

神戸で夫婦関係の悩みへのカップルカウンセリング/認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店

岡村 優希

執筆・監修者:

岡村優希(YUUKI OKAMURA)

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店です。

「話し合っているはずなのに、いつも同じことでぶつかってしまう」
「相手に分かってほしいのに、うまく伝わらない」
「離婚までは考えていないけれど、このままの関係を続けるのはつらい」
「子どもの前で言い合いになることが増えてしまった」

夫婦関係やパートナーとの関係では、こうした悩みが生じることがあります。

神戸・三宮周辺は、仕事、子育て、通勤、家事、親の介護など、日々の生活が忙しくなりやすい地域でもあります。三宮・元町・神戸駅周辺で働く方、阪神間や明石方面から通勤される方、共働きで時間に追われるご家庭など、生活リズムの違いから、夫婦間のすれ違いが積み重なっていくことも少なくありません。

本記事では、神戸で夫婦関係に悩まれている方に向けて、認知行動療法(CBT)の考え方を用いたカップルカウンセリングについてご紹介します。


夫婦関係の悩みは「どちらが悪いか」だけでは整理できない

夫婦関係の相談では、

「相手が変わってくれない」
「自分ばかり我慢している」
「何度言っても伝わらない」
「向こうは分かってくれようとしない」

という気持ちが強くなることがあります。

もちろん、暴力、暴言、経済的な支配、強い威圧などがある場合は、安全確保や専門機関との連携が必要になることもあります。

一方で、多くの夫婦関係の悩みでは、どちらか一方だけが悪いというよりも、二人の間に繰り返されている“やり取りのパターン”が関係を苦しくしていることがあります。

たとえば、

このような流れが続くと、お互いに本当は関係を良くしたいと思っていても、話し合うほど傷つく結果になってしまいます。

カップルカウンセリングでは、「誰が悪いか」を決めるのではなく、二人の間で何が起きているのかを整理していきます。


認知行動療法(CBT)によるカップルカウンセリングとは?

認知行動療法では、出来事そのものだけでなく、その出来事をどのように受け取り、どのような感情や行動につながっているのかを整理します。

たとえば、次のような場面があったとします。

例:LINEの返信が遅い

出来事:
パートナーからの返信が数時間ない

考え:
「自分のことを大切に思っていないのでは」
「また無視されている」
「どうせ私の話は後回しなんだ」

感情:
不安、怒り、悲しさ、寂しさ

行動:
責めるようなメッセージを送る
冷たい態度を取る
距離を置く
一人で抱え込む

一方で、返信しなかった側には、

「仕事中で返せなかった」
「あとで落ち着いて返そうと思っていた」
「何を返せばよいか分からなかった」

という事情があるかもしれません。

このように、同じ出来事でも、受け取り方や背景によって感情や行動は変わります。

カウンセリングでは、

を一緒に整理していきます。


夫婦関係でよく見られる「悪循環」

夫婦関係では、同じようなパターンが繰り返されることがあります。

1. 「責める — 黙る」の悪循環

一方が不満を伝える

相手は責められていると感じる

黙る、避ける、話を終わらせようとする

「また逃げた」と感じて、さらに強く責める

相手はますます話したくなくなる

このパターンでは、話し合いが始まった時点で、すでにお互いが身構えていることがあります。

2. 「我慢 — 爆発」の悪循環

小さな不満を言わずに我慢する

相手は問題に気づかない

不満が積み重なる

限界になって強く怒る

相手は「急に怒られた」と感じる

この場合、本人にとっては「ずっと我慢してきた結果」でも、相手には突然の怒りのように見えてしまいます。

3. 「察してほしい — 分からない」の悪循環

一方は「普通は分かるはず」と思う

相手は具体的に言われないと分からない

「何もしてくれない」と感じる

相手は「何を求められているのか分からない」と感じる

神戸のように共働き世帯も多く、仕事・家事・育児の負担が重なりやすい生活では、「言わなくても分かってほしい」という気持ちが強くなることもあります。しかし、忙しい日常の中では、察し合うことだけに頼ると、すれ違いが大きくなることがあります。


カップルカウンセリングで大切にすること

1. 相手を変える前に、パターンを理解する

カウンセリングでは、まず「何が起きているのか」を整理します。

こうした点を見える化することで、「相手が悪い」だけではなく、「二人の間に起きているパターン」として問題を捉え直していきます。

2. 感情ではなく、具体的な行動に落とし込む

「もっと優しくしてほしい」
「ちゃんと向き合ってほしい」
「家族を大切にしてほしい」

こうした言葉は大切ですが、そのままだと相手にとっては何をすればよいのか分かりにくい場合があります。

そこで、カウンセリングでは具体的な行動に変換していきます。

たとえば、

といった形です。

「関係を良くする」という大きな目標を、小さく実行可能な行動に分けていきます。

3. アサーションを練習する

アサーションとは、自分の気持ちや希望を、相手を責めすぎず、かつ自分も我慢しすぎずに伝える方法です。

たとえば、

×「なんでいつも何もしてくれないの?」
〇「平日の夜に家事が重なるとしんどくなるので、洗い物を担当してもらえると助かります」

×「あなたは全然話を聞いてくれない」
〇「途中でスマホを見られると、話を聞いてもらえていないように感じて悲しくなります」

×「もっと家族を大事にして」
〇「週末のどちらか1時間だけでも、家族で過ごす時間を作りたいです」

伝え方を変えるだけで、相手の受け取り方が変わることがあります。


発達特性が夫婦関係に影響している場合

夫婦関係のすれ違いには、ASDやADHDなどの発達特性が関係していることもあります。

たとえば、

こうした場合、「愛情がない」「思いやりがない」と捉えると、関係がさらにこじれることがあります。

カウンセリングでは、性格の問題として責めるのではなく、特性として理解しながら、具体的な工夫を検討します。

たとえば、

といった調整を行います。


子育て中の夫婦関係とカップルカウンセリング

神戸市内では、三宮・元町周辺で働きながら、灘区・東灘区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・西区・北区などから通勤されている方も多くおられます。通勤、保育園や学校の送迎、家事、仕事の疲れが重なると、夫婦で落ち着いて話す時間が取りにくくなります。

子育て中の夫婦関係では、

といった悩みが生じやすくなります。

このような場合も、カウンセリングでは「どちらが正しいか」を決めるのではなく、家庭を運営していくうえで、どのような役割分担や話し合い方が現実的かを整理していきます。


離婚を考えている段階でも相談できます

カップルカウンセリングは、必ずしも「関係を続けるためだけ」のものではありません。

もちろん、関係を修復したいという目的で利用される方もおられます。一方で、

「続けるべきか、離れるべきかを整理したい」
「離婚の話になると感情的になってしまう」
「子どもへの影響を考えながら話し合いたい」
「別居中だが、今後の関わり方を整理したい」

という段階でも、相談は可能です。

大切なのは、感情的な衝突だけで決めるのではなく、自分たちにとって何が現実的なのか、どのような選択肢があるのかを冷静に整理することです。


神戸三宮店でカップルカウンセリングを受けるメリット

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店は、三宮・元町エリアからアクセスしやすい場所にあります。

阪急神戸三宮駅、JR三ノ宮駅、JR元町駅、旧居留地・大丸前駅、県庁前駅など、複数の駅から通いやすいため、神戸市内だけでなく、阪神間、明石方面、大阪方面からもご利用いただきやすい立地です。

夫婦関係のカウンセリングでは、継続して話し合いの練習を行うことが大切です。
そのため、「通いやすい場所であること」は、相談を続けるうえで重要な要素になります。

また、神戸三宮周辺は、仕事帰りや休日にも立ち寄りやすい地域です。カウンセリングの前後に少し時間を取り、気持ちを整理してから帰ることもできます。


カウンセリングの進め方

ご相談内容に応じて、以下のような形で進めていきます。

1. お二人での面接

お二人に同席いただき、現在の困りごとや、繰り返されているやり取りを整理します。

2. 個別面接との併用

必要に応じて、それぞれのお話を個別に伺うこともあります。
個別に整理することで、合同面接では話しにくい気持ちや背景を扱いやすくなる場合があります。

3. オンラインでの相談

ご事情により来室が難しい場合は、オンラインでのご相談も可能です。
遠方にお住まいの場合や、お二人の予定が合わせにくい場合にもご利用いただけます。

4. ホームワークの活用

カウンセリング内で話すだけでなく、日常生活の中で小さな行動を試していただくことがあります。

たとえば、

といったものです。

カウンセリングの時間だけで関係を変えるのではなく、日常生活の中で新しい関わり方を試していくことを大切にします。


よくあるご質問

Q1. 夫婦そろって行かないと相談できませんか?

いいえ、お一人でのご相談も可能です。
パートナーがカウンセリングに前向きでない場合でも、まずはご自身の気持ちや関わり方を整理することから始められます。

一人の対応が変わることで、関係全体に変化が生じることもあります。

Q2. まだ離婚までは考えていませんが、相談してもよいですか?

はい、もちろん可能です。
むしろ、関係が大きくこじれる前の段階で相談することで、話し合いの仕方や関わり方を見直しやすくなることがあります。

Q3. どのくらいの回数が必要ですか?

ご相談内容によって異なりますが、まずは数回の中で、現在の悪循環や課題を整理していきます。
3〜10回程度で方向性が見えてくるケースもありますが、長く続いている問題や、発達特性、家族関係、子育て、別居・離婚の話し合いなどが関係する場合は、もう少し時間をかけて整理することもあります。

Q4. 相手を説得してもらうことはできますか?

カウンセリングは、どちらか一方を説得したり、味方についたりする場ではありません。
お二人の関係の中で何が起きているのかを整理し、より建設的な話し合いができるよう支援します。

Q5. 子どもの前で言い合いが増えています。相談できますか?

はい、ご相談いただけます。
お子様の前での衝突を減らすために、話し合いのタイミング、タイムアウトの方法、家庭内でのルールづくりなどを整理していきます。


夫婦関係は「気持ち」だけでなく「仕組み」で変えられることがあります

夫婦関係の悩みは、愛情の有無だけでは説明できません。

忙しさ、疲労、子育て、仕事、家事分担、親族関係、価値観の違い、発達特性、過去の傷つきなど、さまざまな要因が重なって、関係が苦しくなることがあります。

そのため、必要なのは「もっと思いやること」だけではなく、

です。

夫婦関係は、一度こじれると二人だけで整理するのが難しくなることがあります。
そのようなときは、第三者を交えて話し合いのパターンを整理することが役立つ場合があります。


認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター神戸三宮店では、夫婦関係・パートナー関係に関するご相談をお受けしています。

「関係を良くしたい」
「話し合い方を変えたい」
「今後どうするか整理したい」
「子どもへの影響を考えながら対応したい」
「一人で抱え込まず、専門家と整理したい」

そのような方は、一度ご相談ください。

WEBサイト

https://cbt-counseling.jp/office/kobesannomiya/

お申込みフォーム

事前相談・カウンセリング申込

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

住所

〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目12番6号
Jタワー神戸704号室

アクセス

阪急神戸本線 神戸三宮駅 徒歩6分
神戸市海岸線 旧居留地・大丸前駅 徒歩7分
神戸市西神・山手線 県庁前駅 徒歩8分
JR東海道・山陽本線 三ノ宮駅 徒歩8分
JR東海道・山陽本線 元町駅 徒歩8分

営業時間

10:00〜20:00
完全予約制

※担当カウンセラーにより、ご相談可能な曜日・時間は異なります。

この記事の執筆者・監修者

岡村 優希

代表

岡村優希YUUKI OKAMURA
資格
公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士
学会
日本認知療法・認知行動療法学会一般社団法人、日本認知・行動療法学会
広島県出身。 広島の私設相談室や医療機関で、うつ症状・不安症・強迫症などに苦しむ方々に認知行動療法を提供してきました。 その後、滋賀県の認知行動療法専門機関や医療機関で、さまざまな困りごとを抱える方々に対して認知行動療法の支援を行い、長浜市ひきこもり支援員としてひきこもり相談や滋賀県スクールカウンセラーとして児童思春期臨床にも携わりました。そして、2022年より株式会社CBTメンタルサポートの代表取締役として、認知行動療法の専門家養成やカウンセリングルームの運営を行っております。
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